東京優駿

コスモバルク
ダイワメジャー
キングカメハメハ
アドマイヤビッグ
今の府中の芝は、福永騎手によれば「内と外で芝の長さが違う」のだそうです(日テレ系「SPORTSうるぐす」より)。確かに、馬場を見ると内側と外側では芝の色が明らかに違っています。そしてJRAのHPを見ると、「暑さのため洋芝が衰退し野芝が主草種となったため、全体的に草丈が短くボコボコしたように見えますが」とあります。以上から、内側は洋芝がほとんど無くなって野芝中心で芝が短く、外側はまだ洋芝も残っていて芝もやや長めと言えそうです。つまり内=野芝で軽い、外=洋芝で力がいるという図式ということ。事実、日曜4Rの芝1400では内を通って逃げたエルフィンフェザーが、レコードにコンマ7秒差で逃げ切っています。つまり内を通った馬が有利といえそうです。
で、ダービーですが、極端にペースが速くなることはなさそうなので、好位のインから脚を伸ばした馬を中心に取りたいと思います。コスモバルクは前門のダイワ、後門のカメハメハが気になって勝機を逃してしまう懸念もありますが、もう祈るような気持ちで本命。ダイワはデムーロ皐月賞のように自分の競馬に徹してアッサリ勝ってしまう気も。キングカメハメハは、インを突くなどという競馬ができるとはとても思えず、恐らく外を回ってくるので今の馬場では不利です。加えて前走短縮マイルで激走後の一気に800m延長ですから、これで勝ったら10年に1頭いるかいないかの大物です。アドマイヤビッグは、昨年の安田記念のように武豊がインを突いて2着に持って来ることを期待して。馬券は◎から○▲の馬連と、◎○から△への馬単で。