タップダンスシチー、凱旋門賞出走へ

27日、現地時間10月3日に仏・ロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(仏G1、芝2400m)への出走を断念していたタップダンスシチー(牡7、栗東佐々木晶三厩舎)が、一転して同レースに出走することになった。29日(水)に日本で調整後、1日の便でフランスに出発する予定。
ネットケイバより http://www.netkeiba.com/news/news.html?param[no]=12438

 今更の感想ですが、このニュースを知ったときは開いた口がふさがらなかった。2000年の仏W杯を思い出させるかのような弾丸ツアー。それも競技を観戦する方ではなく、競技に出場する方がそれをやろうというのだから、もう暴挙としか言いようがない。「銀英伝」のムライなら「それは無茶です。」と諫めるだろう。
 ところが、ネットをざっと見回したところ、割と好意的・肯定的な意見が多いような感じが見受けられた。この遠征がもしタップではなくナリタブライアンであったなら、この件に対しては非難・罵倒の集中砲火が陣営に浴びせられていただろう。それがそうはならずに、「頑張れ」という応援から果ては「競馬界の常識を覆すかも」と期待すら抱かせてしまうところが、彼のキャラというか魅力なのだなあと思う。(あるいは、鞍上ともども穴キャラなタップに対して、この件を絶好のネタとして楽しむというスタンスの人もいるでしょう)
 かくいう私も無謀とは思いつつも心の底に甘い期待を抱いているわけでなんですが(汗。というしょうもないオチでこの文終了。とりあえず無事に帰ってきてくれれば言うことナシです。