WBC 日本勝って本当に良かった

昨日の話になりますが、WBC準決勝日本対韓国戦、日本が勝てて本当に良かった。これで負けていたらしばらく立ち直れないですよ。今回の結果を見て、「負け続けても、最後の最後に勝っていればいい」という、なにかの小説のセリフを思い浮かべてしまいましたね。

まあ、韓国の人たちが釈然としない気持ちもわからなくはないです。実力がある程度伯仲しているチーム同士で、3回試合して3連勝するというのはとても難しいもの。これがお互い1勝1敗なら、お互い互角の心理状態で戦えたでしょうが、今回韓国はやりにくかったんじゃないでしょうか?ちょっと巡り合わせが悪かったですね。というか、普通同じチームと3回もやらないでしょ(笑)。2次リーグか、せめて決勝Tは別組ですよねえ。いくら参加チームが少ないからって、同じカードばかり続くと、さすがにマンネリ気味になります。その辺の組み合わせとか、アメリカ有利の日程とか、かなり物議を醸した審判の問題とか、こうした問題点を、次回(やるなら)までにキッチリと解消して欲しいですね。

最後に、試合後の韓国人ファンのインタビューでは、「負けたのは残念だが、我々に勝った日本は強いし、アジアの代表としてガンバって欲しい」という旨の好意的なコメントばかりがTVで取り上げられていましたが、こういう声が韓国人の中で(特にマスコミで)多数派になってくれれば、日韓関係とか、韓国を見る世界の目も好転すると思うのですが…難しいでしょうね。

あと、最後の最後に、今回負けはしましたが韓国は強かった。恐らくWBCを見たほとんどの日本人、いや世界の野球ファンはそう思ったことでしょう。韓国の選手は誇りを持って帰って欲しい。そして願わくば「良き敗者」(爽やかという意味で)でいて欲しいですね。帰国後あまりみっともない言動はしないで欲しいと思います。