アンタレスS 感想

京都のダートも高速だった。上がり3Fは36.3、残り4Fも12.0前後のラップが続くなど、かなりのスピードが要求された。ただでさえ内枠先行有利な京都ダ1800で、こうなると後ろから行った馬はとても届かない。届くには35.0前後の脚を使わねばならず、それはもうダートではない。このレースでの最速上がりはサミーミラクルの35.6。それでも0.7差の7着が限界。レースは京都ダ1800のセオリー通りの前残りで波乱の決着となった。

ピットファイター 武蔵野Sを快勝後休養。復帰後2戦は精彩を欠いたがようやく復活。好枠から逃げ馬の直後にピタリつけて流れに乗り、直線あっさり抜けだし完勝。まだ上に行ける。

オーガストバイオ 道中は勝ち馬の斜め後ろにピッタリ。位置取りの良さと調子の良さを生かして2着にしぶとく食い込んだ。今回はだいぶ恵まれた感があるが、とりあえずOPでのめどはついた。

★サワノブレイブ 道中は1,2着馬のすぐ後ろ。上手く流れに乗れた。OP3戦目で、このクラスのペースにも慣れてきたか。まだ4歳だし、これからの成長も期待できそう。

ヒシアトラス この馬は平安SフェブラリーSが調子のピークで、徐々にパフォーマンスが落ちてきていると思う。去年の秋から走り詰めだし。それでも最後詰めてきているのは立派。一旦リフレッシュさせれば、このメンバーには負けないだろう。

サカラート 前走は大外枠が応えたか最後伸びきれず、今回は好枠からスムーズに流れに乗れると思ったのだが…。幸騎手何やっとんのじゃゴルアと言いたくなるような道中の位置取り。なぜもっと先行しない?最後は結構伸びてきていただけに惜しまれる。

サイレンスボーイ 大外から一気に内へ切れ込んでハナを奪うも、そこで脚を使いすぎたか直線失速。道中息を抜けなかったし、前走で距離短縮ショックを決めた反動もあったか。

スターキングマン 最初の行きっぷりはわるかったが、最後はメンバー中3位のいい脚を使う。復活は近いか?

このレースはサカラートスターキングマン馬連&ワイドで遊んでみた。やる気あんまりなし…。

福島牝馬Sは明日書こう…。