ゲーム脳よりひどい!?

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060323&a=20060323-00000000-ykf-spo

代表飛躍にはヒデをイチローに!“チーム愛”発揮熱望
2006年3月23日(木) 17時1分 夕刊フジ
(中略)
中田英も本当の姿はジョーク好きで気さくな男だが、「孤高の天才」というイメージは、まさにWBC以前のイチローとそっくり。こんな中田英を変えるにはどうすればいいのか?
 川淵キャプテンは、「イチローは正月のTVドラマに出てから確実に変わった」とし、人気ドラマ『古畑任三郎』の出演がイチローの分岐点になったと分析する。ヒデ変身にもドラマへの出演が一番手っ取り早いというわけだ。
 ジーコ監督と中田英がカリスマにならない限り、王ジャパンは超えられない。チョイ悪でストイックさが売りの中田英が、イチローばりの変身を遂げれば、歴史に残る英雄になることは間違いなしなのだが…。

あ、アホや…。別にドラマに出たからイチローが変貌したわけでもあるまいに…。なんたる短絡的思考。このキャプテンやマスコミの思考回路は、いわゆる「ゲーム脳」よりもひどいのとちがうか?

取り上げるのもバカバカしいですが…

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060322&a=20060322-00000095-kyodo-spo

秋以降に日韓再戦を希望 韓国野球委
2006年3月22日(水) 12時17分 共同通信
【ソウル22日共同】韓国野球委員会(KBO)の辛相佑総裁は22日の平和放送のラジオ番組で、プロ野球シーズン終了後の10月以降に日本で再度、日韓戦を行いたいとの考えを示した。
 辛総裁はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本が優勝したことについて「実質的には2対1(2勝1敗)で韓国に負けたと、日本もよく分かっている」とした。また、開催時期の気候的な問題から「(韓国には)ドーム球場がないために(再戦は)日本の意思が重要」と述べた。

ああ、やっぱり言っちゃったか…。自分たちの発言がいかに恥ずかしいかということが、この国の人はとことん分からないようですね(苦笑)。てか、この再戦に勝って「WBC優勝の日本に勝った!ウリこそ真の世界一ニダ!!」とでも言いたいのでしょうか?WBCのガチンコの雰囲気の中で勝ってこそ意義があるというのに。WBCはWBC、日韓戦はあくまで日韓戦でしかありません。今回の悔しさは3年後のWBCでのみ晴らされると思うのですがねえ。
まあ、この発言の前後の流れがわからないので、或いは「WBCの再戦」というのがマスコミの意訳で、実は日韓のレベルアップのために交流戦やりましょう的な意味合いであれば結構なことだと思いますが…。ちょっと解釈が好意的すぎますかね?

WBC 日本勝って本当に良かった

昨日の話になりますが、WBC準決勝日本対韓国戦、日本が勝てて本当に良かった。これで負けていたらしばらく立ち直れないですよ。今回の結果を見て、「負け続けても、最後の最後に勝っていればいい」という、なにかの小説のセリフを思い浮かべてしまいましたね。

まあ、韓国の人たちが釈然としない気持ちもわからなくはないです。実力がある程度伯仲しているチーム同士で、3回試合して3連勝するというのはとても難しいもの。これがお互い1勝1敗なら、お互い互角の心理状態で戦えたでしょうが、今回韓国はやりにくかったんじゃないでしょうか?ちょっと巡り合わせが悪かったですね。というか、普通同じチームと3回もやらないでしょ(笑)。2次リーグか、せめて決勝Tは別組ですよねえ。いくら参加チームが少ないからって、同じカードばかり続くと、さすがにマンネリ気味になります。その辺の組み合わせとか、アメリカ有利の日程とか、かなり物議を醸した審判の問題とか、こうした問題点を、次回(やるなら)までにキッチリと解消して欲しいですね。

最後に、試合後の韓国人ファンのインタビューでは、「負けたのは残念だが、我々に勝った日本は強いし、アジアの代表としてガンバって欲しい」という旨の好意的なコメントばかりがTVで取り上げられていましたが、こういう声が韓国人の中で(特にマスコミで)多数派になってくれれば、日韓関係とか、韓国を見る世界の目も好転すると思うのですが…難しいでしょうね。

あと、最後の最後に、今回負けはしましたが韓国は強かった。恐らくWBCを見たほとんどの日本人、いや世界の野球ファンはそう思ったことでしょう。韓国の選手は誇りを持って帰って欲しい。そして願わくば「良き敗者」(爽やかという意味で)でいて欲しいですね。帰国後あまりみっともない言動はしないで欲しいと思います。

中京記念

今週の中京は内が伸びている気がします。
オースミグラスワン
エイシンドーバー
エアシェイディ
マチカネオーラ
メジロマントル
オースミグラスワンは初の左回りが気になるところですが、ここは勢い重視で。エイシンドーバーもここ最近の充実ぶりと、前走小倉をこなした器用さを買います。エアシェイディは、2走ボケが気になるので評価を落としましたが、休養前は強豪馬相手に善戦していましたし、力は上位です。押さえにC系サンデーの内枠&格上げ初戦でマチカネオーラと、ハナを切って怖いメジロマントルまで。馬券は馬連流しと○▲。

弥生賞

サクラメガワンダー
アドマイヤムーン

スーパーホーネットは、休み明けながら馬体を減らしてきたのが気に入らない。グロリアスウィークは力が足りない。ナイトレセプションが唯一不気味だが、毎年葉牡丹賞勝ち馬はその後がアララ…なだけに。ここは馬単1点勝負でしょう。

今日はグラスワンダー産駒2頭に注目

今日は弥生賞サクラメガワンダー中京記念オースミグラスワンの、グラスワンダー産駒2頭が出走。これまでのレースを見てきましたが、両馬とも、4コーナーを馬なりで駆け上がっていく姿や走りっぷりが父グラスワンダーそっくりで、非常に将来が楽しみです。長い直線よりも、今回のような小回りの方が脚質的に向いていると思います。馬券抜きに応援します(馬券も買うけど)。

弥生賞回顧

最初は、「アンカツ、何やっとんじゃ!」という感じでした。グリーンチャンネルの解説でも、「行きたがっているのを無理に押さえたらかなり後ろに下がってしまいましたね」てな感じでしたし。後で本人のコメントを見ましたら、どうやらゲートをジャンプして出てしまってあの位置になってしまった模様。今日はこの位置取りが全てでしたね。でも、4角でのマクりは、一瞬「勝ってしまうかも」と思わせる迫力がありました。まだ休み明けですし、弥生賞を勝った馬は皐月賞では割と不振ですし(負け惜しみ)、本番での巻き返しは可能でしょう。
アドマイヤムーンは想像以上に強かったです。道中も後方からで、4角でも外を回しているのですから、先頭に立つまでかなりの脚を使っているはずなのに、内でグロリアスウィークが抵抗するともうひと伸びするんですから、もうとんでもないですね。エンドスイープ産駒はどうもサウスヴィグラスの印象が強いのですが、スイープトウショウといい、この馬といい、内国産の産駒はミスプロ系らしからぬ中距離で強い大物が出てますね。早逝がつくづく惜しまれます。で、この馬の評価に戻ると、共同通信杯弥生賞と短期間に立て続けに高いパフォーマンスを見せたことで、逆に本番は疲れとか大丈夫なの?という心配も出てきました。能力は文句なしだけに悩ましい所ですね。